TITLE:地域医療対策委員会 *福井市休日急患センター現像液・定着液マニュアル [#pf453ef2] **調液と補充 [#fac999c3] ***液交換作業手順 [#m6f1e081] 調液と液交換作業は、主電源のみ ON の状態で作業を開始します。~ 暗室内の水洗バルブを開いて下さい。 &ref(http://www.fukui-rt.jp/~chiiki/shutumu/manual/f/fpm1300/choueki.files/image002.jpg,nolink); &ref(http://www.fukui-rt.jp/~chiiki/shutumu/manual/f/fpm1300/choueki.files/image004.jpg,nolink);~ 【主電源】 【水洗バルブ】 ***現像液調液 [#i0fc1ac0] ①現像補充タンクを手前に引き出し、現像液の残量を確認します。 (残量5L以上は調液せずに、手順⑧に進んでください) *残量+19Lになる目盛を確認する(調液後の総量) ②給水ドレインを引き出し現像補充タンクに挿入、水のバルブを開き適量注水する。 【補充タンクとドレイン】 【水洗バルブ】 ③現像液Aを全量タンクに入れる(液跳ねに注意) ④タンク循環ホースのバルブを調剤側に回す。 ⑤循環ポンプのスイッチを ON にします。 ⑥循環させながら、B液を入れます。 ⑦続けて、最後にC液を入れます。(ある程度循環させたらポンプを停止してください) 【循環バルブ】 【循環ポンプスイッチ】 以上で、調液は完了です。 定着液も同様の手順で調液して下さい。ただし、定着液はA・Bの2剤です。 ***自動現像機処理タンク液交換作業 [#f3931444] ⑧ 暗室に入り現像・定着タンクの排液をします。 *排液用の20Lポリを各1個用意します。 *排液ホースを、10Lポリから移し変えてバルブを開いて排液します。 *排液後、バルブを閉じます。 (10Lポリの廃液は手押しポンプで20Lポリに移します) 【20Lポリと廃液】 【現像・定着排液バルブ】 ⑨自動現像機の、現像・定着の渡りのラックを外します。 ⑩暗室にあるスタータ液を、100mlシリンダーで測り、現像タンクに流し入れます 【渡りラック】 【スタータ注入】 ⑪補充タンク循環ホースの先端のフックを、現像タンクに架けます。 循環バルブを開いて、循環ポンプのスイッチを ON にします。 タンクの液面を見て、液が一杯になれば OFF にします。 フックを元に戻し、循環バルブを閉じます。 ⑫定着液も同様の手順で作業してください。 【フックを架ける】 【循環バルブ】 【循環ポンプ】 注意 補充タンクの残量に注意して、タンクに液を注入中に残量が 5リットルを下回るようであれば、空になる前に補充を止めて ① の調液作業をして下さい。 ⑬ 両方のタンクの液交換が完了したら、通常の手順で自動現像機を起動。 ⑭ ロスフィルムを5〜6枚程度流し動作確認をします。 ⑮ 現像液が落ちていると、赤く変色するので床・テーブル・その他濡れて いる場所を雑巾で拭いて下さい。 ⑯ 原液の容器は、産業廃棄物として処分します。 容器を水洗いして、蓋を閉めてダンボールの箱に入れ事務所の人に渡し 処理をお願いしてください。 ⑰ 交換完了のチェック用紙にサインを記入する。 作業お疲れ様でした 平成18年9月 (社) 福井県放射線技師会 地域医療対策委員会 |