平成22年度活動記録

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開 催 回開 催 日会  場内  容
第100回H23年3月9日(水)福井県済生会病院会員発表1「病変画像の紹介」
会員発表2「ストマップについて(77区域を描出するために)」
第99回H22年12月2日(木)福井県立病院医師講演「大腸がん検診の現状と問題点 - がん検診の利益,不利益、有効性を含めて - 」
会員発表「読影の方法 - フローチャートにそって - 」
第98回H22年10月6日(水)福井済生会病院会員発表「胃部集団検診における基準撮影法1の使用経験」
名古屋セミナー報告「早期胃癌検診協会 木村 俊雄 先生の講演紹介」
症例紹介
第97回H22年8月4日(水)福井県立病院特別講演「新撮影法の実際 - 基準撮影法Ⅱについて - 」
フィルム評価・検討
第96回H22年6月2日(水)福井済生会病院会員発表「新撮影法 基準撮影法1・2について」
バリウムメーカーサンプル紹介 3社
画像評価
平成22年度総会

第100回研究会

会員発表1  「 病変画像の紹介 」

高野病院    松澤 和成 さん

“症例画像をたくさん見よう”という企画から、たとえ初心者であっても検査に携わる以上は、透視下で異常に気が付く力を身につけようとの事で、2枚の写真を見せながら病変を見つけてもらい、そのつど読影に入るスタイルで症例検討を行った。

高野病院 松澤さん

(症例1)
これは簡単(見つけるには)。でも、情報を提供するならかなり難しい?病変は体中部・前壁の大きな隆起。後壁でも写って見えるから初心者は大変・・・本当は後壁?
(症例2)
胃角開大、アントルムライン不整?バリウムの重なりか?そしてそれが何を意味するのか。次の一歩を制する事が上達の早道?
(症例3)
アントルムにバリウムが入らない。欠損?幽門輪に隆起?それとも球部にPOLYP?
(症例4)
アントルム欠損?前壁?後壁?腹臥位二重造影でバリウムの溜まり。ふ~ん前壁か!かなり進行しているんかな?
(症例5)
胃角が角状変形。アントルムも大彎が、小彎が、突出像も見えるが、小彎にバリウムの溜まりの見えるが?病変を写すのは難しい・・・?
(症例6)
体部~アントルムにかけてかなり大きな隆起性病変。見つけるのは簡単だが良性?悪性?どっちかな。
(症例7)
腹臥位で体下部の小彎が直線化。前壁に陥凹?後壁では二重ライン?小彎をまたぐ前後壁病変。ラインの読み方を「固い」と表現する時と「直線化」と表現する時があるんだけど、その違いは何?この違いが次の一手につながると思うんだけど・・・
(症例8)
S状結腸に小さい欠損(ライン不整)。わずかにひきつれが見られる小病変。でも進行癌であった症例
(症例9)
ゾンデの先にバリウムの溜まり。はじき像のようにも見えるが一瞬では見逃しそう。角度を変える事により病変が見えた症例。注腸撮影ではゾンデを抜いた方が良いと思うけど、直腸だけは別に検査しているんかな?
今回の症例は高齢の人がたくさんいたけどきれいな写真(会場からも誉めのかけ声が)を撮っているのはさすが世話人。オイラも頭が下がるね!!

会員発表2 「 ストマップについて(77区域を描出するために) 」

福井社会保険病院 和田 宏義 さん

福井社会保険病院 和田さん
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今回ストマップについては、大阪より発信されている“小彎ラインを3等分せずに一つと考える”区分法について話したかったみたいだが、よくわからないので基本の考え方を話したように思われる。
そもそもストマップとは、それぞれの区域を数値化して病変の部位や頻度の情報を詳しく得る事を目的に始まったと思うが、俺みたいに撮影もよくわかっていない者にはちょっと気が重い。
今のNPOみたいに大雑把の方がいいかな?でも基本をしっかり押さえるのが勉強だから、一緒にみんな頑張ろう!
ストマップ作成法を一から解説してくれた和田先生、ありがとう。
小彎を三つに分けるのはなぜ?って質問もあったけどよくわからないみたいでしたね。
オイラの記憶がまちがっていなければ、立位充満と腹臥位充満像の正面を写した時に見えるラインが違う為(ねじれによるもの)に三つに分けたと思うんだ。
でも今は二重造影の時代。当てはまらない?とも思うんだけど、どうかな。
そして。実際の写真に会わせてストマップの記入。しっかり出来ていたからスゴイよ!
胃の撮影を覚える為の解剖、そしてストマップ、病変の見つけ方、さて次は何を覚える。用語からの病変の探し方、読影のイロハかな?

文責K,K 校正N,Y

第99回研究会

医師講演  「 大腸がん検診の現状と問題点 - がん検診の利益,不利益、有効性を含めて - 」   

福井県健康管理協会 県民健康センター 所長 松田 一夫 先生 

県民健康センター 松田 一夫先生

大腸がん検診といえば全国でもトップクラスの松田先生ですが、研究会での講演をお願いした所,快くお引き受け頂き,この場を借りてお礼申し上げます。
さて,現在おこなわれているがん検診であるが,今後、さらに受診者を増やし,また,精度を上げていく為には,今までと同じ検診をおこなっていればよいという考えを改め、エビデンスの問題や,検診の方法等を考えながらやっていかなければ行けないとの事である。
全国におけるがん死亡率は,男性:肺・胃・大腸,女性:大腸・胃・乳であるが,福井県では胃がん死亡がトップである。
そうなれば,技師諸君,もっと撮影技術を磨こうではないか。
大腸がんも2020年では,最も罹患率の高いがんになるそうだから,今からでも遅くはない。注腸透視技術も磨いていこうではないか。まだまだX線検査の生き残る道はあるんだ。

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がんになる原因の例としては,タバコ、肥満が上げられるが、予防する食べ物は無いと言われている。
また,外国では牛肉などをたくさん食べる為,大腸がんになる人が多いが,日本人は意外に少ないと言われている。
ただ,糖尿病の既往があるとがんになる率が高い,う~ん万病のもとダネ?
さて,有効ながん検診って何?生存率がよければいいと思っていたけど違うの?検診って2種類あるんだ,対策型と任意型。皆はどちらを受けているかわかるかな?どちらを受けるにしても過剰診断が問題!高い技術を皆さん,提供しましょう。
大腸癌の8割は便潜血検査で見つかるって知っている?また。大腸がんは進行が遅いがんが多く,今後は,CTコロノグラフィ検診についての検証が始まるそうである。解剖の勉強をこれからもしっかりやっていこう。

会員発表  「 読影の方法 - フローチャートにそって - 」

福井県立病院  谷嶋 良宣 さん 

福井県立病院 谷嶋さん

これからの技師は読影が当たり前? う~ん、どうなんだろう? ただ,異常所見がわかり追加撮影を行う,それ自体が読影、いや診断している?
我々技師は,医師が求める情報を提供できなければ意味が無い。
しかし,読影ができなければ,どのような情報を提供すればよいのか、わからないのが本当だろう。
今回は,胃X線写真の読影の基礎を身につけようと,愛知県三河地区の研究会が考案したフローチャートを利用して読影の手順を報告してもらった。
2名の技師に実際にフローチャートにそって読影をして頂いたが,見事正解。う~ん恐るべし!
今後の研究会はこのチャートを使用しての読影となりますので,皆さん早く慣れましょう。

 
文責K,K 校正N,Y

第98回研究会

会員発表  「 胃部集団検診における基準撮影法1の使用経験 」

福井県予防医学協会 平田 智嗣 さん

予防医学協会 平田さん

富山県で11月に開催される日本消化器がん検診学会東海北陸地方会にて,予防医学協会の平田先生が演題発表を行うが, 今回はプレ発表会として当日発表予定の演題を一足早く報告された。
演題名は「胃部集団検診における基準撮影法1の使用経験」である。
その後,社会保険病院の島田さんより,発表の仕方についてレクチャーがあり,会場からもアドバイス等がたくさんあった。
言われた事をすべて直すと,全く違う発表になってしまうのではないかと心配するが,平田先生頑張ってくださいね。
しかし,抄録に提出している内容と違っても行けないので気をつけましょう。
発表までにまだ時間もかなりあるけど,先生は頑張り屋だから?
あくまでも使用経験だから,その…も忘れずに報告してくださいね。

名古屋セミナー報告 「 早期胃癌検診協会 木村 俊雄 先生の講演紹介 」

福井社会保険病院  和田 宏義 さん 

福井社会保険病院 和田さん

7月に名古屋でおこなわれたセミナーで,NPO法人の技術指導員でおられる早期胃癌検診協会の木村俊雄先生が講演された内容を,木村先生から頂いたスライドを使用しながら,社会保険病院の和田先生より解説を交えた報告がされた。
当日の講演が非常にわかりやすかったので,木村先生には失礼を承知で厚かましくも講演の資料を頂けないかとお願いしたところ,快く承諾してくださり,わざわざCDにして送っていただき,大変に感謝しております。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ところで,胃の検査はX線と内視鏡とではどう違うのか?医師は必ずと言っていい程内視鏡検査をすすめるが実際はどうなのであろう?
年間処理人数ではX線検査(胃集団検診でが活躍かな)が圧倒的に多いが,残念ながら,がん発見率では内視鏡が勝るという結果である。
ただ,不思議と早期癌比率は変わらないようなので,もっと技術を磨いて発見率を上げよう!!(罹患率が高いのならなおさらだよね!)
撮影法の説明は,すでに過去の研究会でも何度も行われいるので、その辺はさっと流して,せっかくなら,こうすればもっと早く正確に撮影が出来る(バリウムが胃壁全体に均等につく)などなど,和田先生なりの秘訣を加えた発表をして欲しかったんだよね。
さらに,癌取扱規約が変更になり,0-IIa型の高さが2~3mmになったという事もあるし,二重造影の時代になったのだから,隆起の周りにこれくらいのバリウムが溜まった感じだとどうなのか等,写真で表現して欲しかったね。
検査初心者じゃよくわかんないから,次回に期待します!
ちょっと遅れたけど,和田先生、宮川先生、指導員技師合格おめでとう!!
今後の健闘を祈ります。

症例紹介

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本日は読影をするのではなく, より多くの症例を見よう!という事で,
福井社会保険病院、済生会病院、県立病院より計11例の症例を提供していただいた。
ただ,写真を数多く見るだけでは寂しい気がするんだよね。
せめてこの1枚は絶対撮影して欲しいというキーフィルムを使って,徹底的に議論したり解説をしてもらった方が勉強になると思うのだがどうだろうか。
その点,済生会病院の発表は,1例の症例について詳しく検討してあり,非常に勉強になったと思われる。

 
文責K,K 校正N,Y

第97回研究会

特別講演  「 新撮影法の実際 - 基準撮影法Ⅱについて -  」

厚生連滑川病院  中谷 恒夫 先生

厚生連滑川病院 中谷先生
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さて,今回の特別講演は,富山より中谷先生参上。
NPO法人が推奨する新撮影法の実際(基準撮影法II)について,撮影法・撮影体位・撮影像に関する事細かな解説とともに,癌の好発部位について説明があった。
また各撮影体位の標的部位とともに体位の角度(体の角度)についての解説等がおこなわれた。
最後に,胃がん検診専門技師についての説明と,これからの皆さんへの期待について熱く語られていた。
講演終了後,写真の評価・検討を実際に指導して頂いた。
社会保険・県立病院・健康管理協会(基準撮影 I )の3施設がフィルムを供覧し,撮影技師が写真の説明を行い, それを基に中谷先生より,悪い所,よい所等,写真の見方を丁寧に解説して頂いた。
おいらの性格じゃ,とてもとてもできないけどね。
健管さん,写真が悪いよ!もっと頑張らないと後が無いんじゃないの…わかってるのかな?

文責K,K 校正N,Y

第96回研究会

会員発表  「 新撮影法 基準撮影法1・2について 」

福井県健康管理協会 宮川 裕康 さん

健康管理協会 宮川さん

いよいよ平成22年度の研究会が始まるぞ。
君たちも知っているだろうけど、福井県内一円でがんの個別検診が始まるぞ~。
胃がんを初めとして肺がん、大腸がんがそうなんだけど、いよいよ透視技術の集大成?
いよいよ平成22年度の研究会が始まるぞ。君たちも知っているだろうけど、福井県内一円でがんの個別検診が始まるぞ~。胃がんを初めとして肺がん、大腸がんがそうなんだけど、いよいよ透視技術の集大成?
そのためか、今回の総会、参加者が多~いんですけど。
みんな興味は持っていたけど参加するきっかけが欲しかったんかな!
さて、今回は、胃がん個別検診(X線撮影)の留意点について、がん個別検診精度管理委員胃がん専門部会委員の宮川さんより胃がん個別検診ガイドラインに沿って説明を行なって貰った。

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受診率の向上を目指し胃部のX線検査をおこなうのであるが、撮影枚数7枚以上で、スポット・圧迫撮影を活用し日本消化器がん検診学会の方式で撮影する。
バリウム濃度は180~220% 量は120~150ml以上とし、下剤は必ず渡してね。
写真の読影はダブルチェックを基準とし、診断基準は、「がん個別検診の手引き」を順守する事となっている。
撮影手技については、学会推奨の基準撮影法1・2の説明をおこなった。
特に前壁撮影には枕を必ず使用する事、また今までの撮影法と違う点である体位の表し方(体の動かし方)、天板角度の表し方をわかりやすく説明していた。
福井県では基準撮影1の8体位、撮影枚数7枚以上としか決められていないため、今後は医師会単位でルーチン撮影法に違いがでてくるものと思われる。

バリウムメーカーサンプル紹介 3社

今日は、いつもお世話になっているバリウムメーカさん(伏見・堀井・カイゲン)に自社製品の紹介をして貰った。
普段、胃X線撮影を行っている施設でも決まった商品しか知らないだろうと思い、シェークタイプのバリウムを、またおすすめ濃度を紹介してもらった。

画像評価

急に個別検診の画像評価をしてほしいとの依頼。
医師からすると写真の黒い白い程度はわかるから、良くない写真だとはわかっても、実際にどこをどう直せば良いのかわからないのが本音。
さて、皆さん出番ですよ!・・・・~ん、よく考えたら皆さんも知らない世界ですよね、お若いから。
デジタル育ちの皆さんには物珍しい写真ですよ。
フィルム,増感紙、感度、自現機の状態等、昔の人はよく管理していたんだなぁ~とつくづく感心させられた時間だったよ~ん。
久しぶりのお勉強かな?

平成22年度総会

平成21年度事業報告・会計報告

平成22年度事業計画案など

文責K,K 校正N,Y
 
 
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Last-modified: Sun, 05 Feb 2017 10:27:54 JST (232d)